京つう

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2006年06月10日

レーメン

レーメンを初めて食べたのは、京都で、だった。
それ以前はレーメンや冷し中華というものがあることも知らなかった。

夏のある日、大学生協の食堂へ行くと、「レーメン」がメニューに加わっていた。
食や味覚は保守的である。新しいものへの挑戦はなかなか勇気がいる。
この見たことも聞いたこともない食べ物にトライしようかどうか迷ったが、
エイ、とばかり決心し、麺類のカウンターに並んだ。

レーメンが出てきた。どうして辛子がつくのか分らない。
つゆ=たれに、酢が入っているのも知らなかった。
食べたところ、いけそうだ。今までにない味。冷たさと辛子の「効クー」感じ。
酸味のしっかりしたやや甘めのつゆ。キュウリや卵焼きやハムの具。
いずれもなかなかいい。不覚にも美味しいと感じた。

大学生協のものは、街場のものより安いが、やはり味はやや劣る、
とその後知った。
が、夏になると選んでしまう。定番となったわけだ。

愚華の実家は北方日本にある。
その街で、レーメンを食べたことはまだない。


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Posted by 愚華 at 16:00│Comments(0)温故
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