京つう

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2008年11月04日

一日違い

どっちが正しいのか。

復刻された『京都市電物語』には、日本ではじめての電車営業開始年月日を、
明治28年(1895年)2月1日としている。(11頁)

ところが、鉄道についてはかなりの博識である小池滋が書いた
『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』では、
「路面電車が常時営業運転されたのは、明治二十八年(一八九五年)一月三十一日」とある。(16頁)

困るよなあ、これは。

ちなみに、京都市編『京都の歴史 10』でも、1895年2月1日説。

小池が、単なるどこの誰とも分からない人なら、無視もできるが、
『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』を読んでも、かなりしっかりと調べ物をする人物。
一概に、公的記録だけに軍配を上げることは出来ない。

初めて市内・路面電車が走ったの1月31日、それとも2月1日。
1895年の京都は間違いないけど。

ほんと困るヨ…。


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Posted by 愚華 at 17:03│Comments(0)温故
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