京つう

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2011年02月02日

能面の告白

題は三島のパロディか、パクリか。やや笑う。

今回は、美術品は、能面。
贋作というか、旧来のものを真似て作るコピー新作。
面のコピーは「写し」というようだ。思想的には贋作ではないわな。

能面の告白
(↑NHK、ドラマ10、フェイクHPより引用。)

全体を通して、筋や犯人は見えたし、動機も伏線の張り方からわかったが、
それなりに楽しめた。
殺された「能楽・岩瀬流のシテ・岩瀬健吾」が、じつは隅田川を演じておらず、
人がとり変わっており、すでに死んでいる健吾の代わりに犯人が演じる、というトリック。
このトリック、簡単に観客には見破られるだろうと思いつつ
(能をよく見ていればシテの違いも認知できるだろう)
とはいえ、楽しむことが出来た。

あまりいろいろなところにロケをせず、警察内(スタジオ撮影)と、
能楽堂が中心。
白石亜子が、キャリアによって捜査からはずされて着ぐるみを着て、
交通安全教室をやるのはなかなか。
外で着ぐるみの頭をとって欲しかったけどね。

二人殺されたっていうのは、このシリーズ最多か?
二人目の後見の殺害だが、真犯人に殺されるわけであるけど、
どうして後見は面打ちの真犯人に協力したのか、
そこがいまいち不明確。

今回は贋作は無し…?


「K」はまたもや登場しない。


次回は最終回で「K」が活躍するのだろう。
初めのオークション場面は、『祇園の姉妹』の冒頭と比べて見たいものだ。


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Posted by 愚華 at 11:00│Comments(0)観る
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