2009年05月31日
再び京都市電最後の日々
今回もどういうわけか散髪のあとである。
丸山書店千本店に入るとやはりあった。
高橋弘・高橋修『京都市電最後の日々(下)』(ネコ・パブリッシング、2009)
ただ、上巻は見当たらない。売り切れか?
今回は「丸太町線・今出川線・白川線」「河原町線・七条線」「外周環状線」である。
ウワ、すごい、と思った写真は、1978年8月16日撮影のもの。
左大文字から金閣寺前あたりを撮影。市電が2台走っている。
1978年8月号の『プレイガイドジャーナル』を見ると、「雑壇時評」というコーナーで、
村上知彦が、「栗本薫」の「SFランドにようこそ」にやや批判的なコメントをしている。
そして、「そうそう、薫君の処女小説(なんだろね)「ぼくらの時代」が乱歩賞を受賞したそうだ。ボクちゃん、おめでと」とも。
同じプガジャの編集雑記。
「とうとう日本のドン=山口組の田岡一雄組長の首をとるための一発の鉄砲玉が放たれました」とある。
また、別の編集担当はこうかいている。
「18歳の中沢けいという人が書いて「海を感じる時」を最近読んだ。」
1978年9月30日が、京都市電最後の日であった。
丸山書店千本店に入るとやはりあった。
高橋弘・高橋修『京都市電最後の日々(下)』(ネコ・パブリッシング、2009)
ただ、上巻は見当たらない。売り切れか?
今回は「丸太町線・今出川線・白川線」「河原町線・七条線」「外周環状線」である。
ウワ、すごい、と思った写真は、1978年8月16日撮影のもの。
左大文字から金閣寺前あたりを撮影。市電が2台走っている。
1978年8月号の『プレイガイドジャーナル』を見ると、「雑壇時評」というコーナーで、
村上知彦が、「栗本薫」の「SFランドにようこそ」にやや批判的なコメントをしている。
そして、「そうそう、薫君の処女小説(なんだろね)「ぼくらの時代」が乱歩賞を受賞したそうだ。ボクちゃん、おめでと」とも。
同じプガジャの編集雑記。
「とうとう日本のドン=山口組の田岡一雄組長の首をとるための一発の鉄砲玉が放たれました」とある。
また、別の編集担当はこうかいている。
「18歳の中沢けいという人が書いて「海を感じる時」を最近読んだ。」
1978年9月30日が、京都市電最後の日であった。
Posted by 愚華 at 18:47│Comments(7)
│読む
この記事へのコメント
出ましたね!
上・下巻とも買ってしまいました。
下が出ると、上が姿を消してしまったのは寂しい限りですが、
下の売れ行きは、この手の本にしてはすごいですね。
この上下巻と、以前に買って持っていた、
「関西鉄道・・・」ちょっと今、本の名前を忘れてしまいましたが、
この三冊で、ニタニタしながら市電三昧です。
三冊目の「関西・・・」も薄っぺらい冊子で、なかなかの優れ本です。
京電時代の路線開通から統合・廃線の経緯が、詳細に記述されていて、
この薄さで、こんな本は、今まで見たことがありません。
多分、最強にして最高の関西系鉄道バイブルです。
(褒めすぎ・・・)
家に帰ってから、書籍名を確認します。
上・下巻とも買ってしまいました。
下が出ると、上が姿を消してしまったのは寂しい限りですが、
下の売れ行きは、この手の本にしてはすごいですね。
この上下巻と、以前に買って持っていた、
「関西鉄道・・・」ちょっと今、本の名前を忘れてしまいましたが、
この三冊で、ニタニタしながら市電三昧です。
三冊目の「関西・・・」も薄っぺらい冊子で、なかなかの優れ本です。
京電時代の路線開通から統合・廃線の経緯が、詳細に記述されていて、
この薄さで、こんな本は、今まで見たことがありません。
多分、最強にして最高の関西系鉄道バイブルです。
(褒めすぎ・・・)
家に帰ってから、書籍名を確認します。
Posted by ずんずん at 2009年06月03日 21:37
「関西鉄道…」がすごく気になります。
是非情報を。
是非情報を。
Posted by 愚華 at 2009年06月03日 22:37
愚華さん、遅くなりました。
その書籍、『日本鉄道旅行地図帳』です。
紹介記事も上げちゃいました。
http://zunzun.kyo2.jp/e112103.html
その書籍、『日本鉄道旅行地図帳』です。
紹介記事も上げちゃいました。
http://zunzun.kyo2.jp/e112103.html
Posted by ずんずん at 2009年06月13日 10:36
最近、多忙と体調不良でサボってました。
有難うございます。
見に行きます。
有難うございます。
見に行きます。
Posted by 愚華 at 2009年06月27日 18:12
>愚華さん
『日本鉄道旅行地図帳』全巻揃ってるとこ見つけました。
大垣書店烏丸三条です。
入ってすぐの新刊の裏、向かって右端の下段です。
1巻~10巻と、路線を塗りつぶせる白地図になった増刊の11冊が
1巻複数冊ずつ並んでいたので、すぐに見つかると思います。
ではでは。
『日本鉄道旅行地図帳』全巻揃ってるとこ見つけました。
大垣書店烏丸三条です。
入ってすぐの新刊の裏、向かって右端の下段です。
1巻~10巻と、路線を塗りつぶせる白地図になった増刊の11冊が
1巻複数冊ずつ並んでいたので、すぐに見つかると思います。
ではでは。
Posted by ずんずん at 2009年06月29日 20:28
ずんずんさん、反応が遅くすみません。
情報、ほんとうに有難うございます。
烏丸四条店には、オープンしたてというので最近行きましたが、三条の方がご無沙汰でした。メモリに入れておきます。
白地図というのがこわい。これはまわったところを塗るのでしょうね。
情報、ほんとうに有難うございます。
烏丸四条店には、オープンしたてというので最近行きましたが、三条の方がご無沙汰でした。メモリに入れておきます。
白地図というのがこわい。これはまわったところを塗るのでしょうね。
Posted by 愚華 at 2009年07月01日 12:46
反応が遅いなんてとんでもない。
私など、もっとひどく忘れること、しばしばです。
>白地図というのがこわい。
はい!こわいです。
まさに白地図。
乗ったり、行ったところを塗るのは勿論、
廃線も載っているので、探索したところを塗ってもいいし、
資料や画像データがある駅や線をチェックしたり、
チェックシートとしても使えますね。
厚みが通常巻の3倍あります。
私など、もっとひどく忘れること、しばしばです。
>白地図というのがこわい。
はい!こわいです。
まさに白地図。
乗ったり、行ったところを塗るのは勿論、
廃線も載っているので、探索したところを塗ってもいいし、
資料や画像データがある駅や線をチェックしたり、
チェックシートとしても使えますね。
厚みが通常巻の3倍あります。
Posted by ずんずん at 2009年07月02日 23:25