2010年06月22日
うつりゆき
鳳舞が店を閉めたのは昨年のことだった。
その後取り残された元鳳舞の建物の前を通るたびに
その何ともいえない、ある種の味がある建物はどうなるのか、
気になっていた。
6月の半ば、通りかかると、取り壊されていた。
取り壊しはその直前と思われる。
鳳舞の中華料理が永久に消え、建物も永遠に消滅した。
『75年版 京都味覚地図』という本が手元にある。
それによると、京都木屋町三条上ルに当時あった
「飛雲」の高華吉という人がそこを経営し、
実質的には彼の息子の高飛泉が鳳舞を切盛りしていた、という。
昨年、料理を作るのがもう大変になった、といっていたのは、いずれの人だろうか。
あの「春巻」や「しゅうまい」が懐かしい。
その後取り残された元鳳舞の建物の前を通るたびに
その何ともいえない、ある種の味がある建物はどうなるのか、
気になっていた。
6月の半ば、通りかかると、取り壊されていた。
取り壊しはその直前と思われる。
鳳舞の中華料理が永久に消え、建物も永遠に消滅した。
『75年版 京都味覚地図』という本が手元にある。
それによると、京都木屋町三条上ルに当時あった
「飛雲」の高華吉という人がそこを経営し、
実質的には彼の息子の高飛泉が鳳舞を切盛りしていた、という。
昨年、料理を作るのがもう大変になった、といっていたのは、いずれの人だろうか。
あの「春巻」や「しゅうまい」が懐かしい。
Posted by 愚華 at 18:43│Comments(0)
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