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2010年01月29日

つかまえて

今日のニュースを聞いていてサリンジャーの訃報に接した。

「ライ麦畑でつかまえて」はいつ読んだのだろう。
再読しようと思いつつまだ果たせないでいる。

おそらく、庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読んで、サリンジャーにつながったのではないか。
「ライ麦畑でつかまえて」は文庫本がなかったが、ほかのものはあった記憶がある。

「バナナフィッシュ日和」という短編があるはず。1948年のものらしい。

これは吉田秋生の「BANANA FISH」と関係する。
こちらのマンガは、1973年の南ベトナムからはじまる。
サイゴン陥落の1年10ヶ月前。
そして、いっきに1985年3月4日のNYに話は飛ぶ。

主人公アッシュがカッコいい。

第一巻で、中絶専門のドクターにアッシュが
「バナナフィッシュ」と口走る精神異常の兄貴をみてもらう。
その時ドクターがサリンジャーの話をする。
アッシュはその小説を知らない。
(マンガ自体の連載は、85年から「別冊少女コミック」5月号から)

サリンジャーというと庄司薫と吉田秋生とつながり、
村上春樹とは結びつかない。
春樹の新訳でも読んでみるか、という気になった。

○サリンジャーは91歳だった。老衰、自然死らしい。

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Posted by 愚華 at 13:57│Comments(0)温故
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