京つう

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2006年06月16日

蕎麦屋の二階

蕎麦屋の二階が、男女の逢引きや、時には売買春の場に利用されていた、という話を聞いたのは、井上章一からであった。

井上は、このことを『愛の空間』の中に書いている。蕎麦屋は、食を提供するだけでなく、愛や性の空間も提供していた。

おそらく、京都の蕎麦屋の中にも、そういう利用を念頭に置いたところがあったに違いない。しかし、残念ながら、そうした利用法があったことを、現在の古い蕎麦屋の建物に見つけるのは難しい。
本家尾張屋なども、古くからあり、二階があるが、逢引き用の個室があったようには思えない。
町屋の蕎麦屋がいっぱい残っている京都のことだ。どこかでそういう例に出会いたい、と考えているが…。


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Posted by 愚華 at 16:10│Comments(0)蕎麦
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