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2006年06月14日

いまはなき怪奇スポット

地下鉄サリン事件がおきたのは1995年3月30日である。午前8時頃といわれている。NHKのテレビニュースを見ていて奇妙な映像に釘付けになり、その後の進展に驚いた。

いま、2006年6月14日。もう10年以上も昔のことだったのか。

どうしてこの事件かといえば、最近、オウム真理教が経営していたスーパーのことを思い出したからだ。
千本丸太町下ル西側にあった…はず。

……

調べてみると、正式名称は、「ハイパーディスカウントストアーM24」らしい。
住所は「中京区聚楽廻東町10-5」。いつできたかは不明だが、なくなったのは95~96年。
看板には「ガネーシャ神」が使用されていたようだ。

愚華が行ったときは、弱々しい店員とあまり多くないお客がいた。
妙に魅かれたのがレトルトのカレー。
一般のスーパーにあるものもやや安くおいていたが、知らないメーカーの異様に安いものがあった。
残念ながらトライしなかった。

スーパーの二階には、オウム関連企業として有名だったマハーポーシャというPCショップ。ここには、パソコン大好き的な、信者が10人くらい詰めていて、こちらの質問に熱心に答えてくれた。

ちなみに某ブログによれば、マハーポーシャが入る前は、エスニック系・中華系のインスタント食料品や、ネパール・インドなどの民芸品の販売を、そこでしていたらしい。

サリン事件以降、M24では、「サティアングッズ」や「ガネーシャ弁当」の販売というなかなか居直った企画もなされたという。

隣には、麻原彰晃じきじきの命で出来た、オウム系ラーメン店「うまかろう安かろう亭」もあったそうだ。

いまでもあれば、京都怪奇スポットになりそう。ないので、京都犯罪遺構か?


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Posted by 愚華 at 12:37│Comments(0)温故
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