京つう

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2008年06月05日

中也

『プレイガイドジャーナル』のバックナンバーを眺めていると、いろいろビックリすることに出会う。

77年2月号。
裏表紙の裏に広告が二つ。その一つに目がとまった。

シネマ・ネサンス作品の『オムニパス映画』の宣伝が。

「眠れ蜜」

「三つの世代の女優がつむぐ幻の時間の糸車」

三世代の女優は、
根岸とし江(現:根岸季衣)(1954~)
吉行和子(1935~)

そして、

長谷川泰子

長谷川泰子(1904~1993)は、中原中也と京都で同棲した「女優」。
また、小林秀雄ののちの愛人でもある。

やや驚いた。

この映画は観ていない。
最近は、上映機会、あるのだろうか。


『中原中也との愛 ゆきてかへらぬ』の文庫本版には、長谷川泰子の年譜がある。
それによると、この本の単行本は、1974年に出版されている。
当時、泰子70歳。
1976年に、「眠れ蜜」が作られた。泰子は72歳。
とし江は22歳、和子は41歳だったわけだ。


タグ :中原中也

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Posted by 愚華 at 21:15│Comments(0)プ蛾蛇
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