不明放射性物質は京都にあるのか

愚華

2009年06月03日 11:48

昨年9月24日に、千葉県の日本アイソトープ協会から京都医療技術短期大学(南丹市)へ発送された放射性物質が、途中でなくなった。
ネットで調べる限り、まだ見つかってないようだ。ほんとに困る。インフルエンザ以上の問題と思うのだが、どういうわけか、みな忘れている感じだ。調査しているのだろうか。調査しているならいるで結果を公表してもらいたいと思うが。

あるサイトによれば、国土交通省と文部科学省が、昨年の紛失事件についての「評価」をしているという。
総合評価は「0」だそうだ。つまり、「安全上問題のないレベル」ということらしい。根拠はそのサイトからからは不明。個々の評価で「被爆に基づく評価」と「環境への影響に基づく評価」は、なくなった放射性物質が見つかっていないので「対象外」だって。納得がいかない。

「無くなった」ということ自体で、かなり高い暫定値をだすべきと思うが。あるいは、無くなったものから考えられる最高値の評価を暫定的に打ち出すべきではないか。それが市民の安全を考えた場合の評価のあり方と思う。




調べてみると、文部科学省のHPに「評価」が出ている。2001年2月17日のもの。アドレスは以下のとおり。

http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/ines/jikoh20-3.pdf

それによると、9月26日時点で、「輸送経路の途中である輸送業者の営業所(京都府京都市)にて所在が不明な状態になっていることが判明」とある。

じゃあ、京都で無くなった可能性もあるよね。あるいは、京都市にまだ転がっている可能性あるよね。ホントどうしてくれるわけ?

「○2月17日(火)現在、当該運搬物については発見されていない」と淡々と書かれていても、調査とかしているのかなんかはでていない。

もしかすると放置かしら。

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