全体眺望

愚華

2009年03月08日 15:54

久しぶりに、手元の『プレイガイドジャーナル』をチラチラ見ていた。

やはり驚くのは、これだけいろいろな活動がなされている、ということ。
そして、その活動が一度に一月分見渡せるということ。
『エルマガ』が昨年休刊になるということが発表されたときに、
朝日新聞や京都新聞で、「情報誌」の時代の終焉についてのレポートが載った。
そこでのポイントは読者層の減少とそれに連動する広告収入の減少。
これが情報誌に幕を引いたというわけである。
その背後には、インターネット普及とケータイ普及があるという指摘も重要。

しかし、それよりも、『プレイガイドジャーナル』を手にして分かる、
活動総量への志向と、各活動を自分でネットワーク化するという指向性が、
なくなったのが問題じゃないだろうか、と思ってしまう。
全体を見たい、という欲望が薄れたのだろう、きっと。

それにしても、手元にはB6版のプガジャしかないのだが、
そのギッシリ感はすごいし、80年代初めまでの、関西のアクティブさも
ズッシリと伝わる。

関連記事