京都美術事件絵巻

愚華

2011年01月05日 11:08

昨晩始まった「フェイク 京都美術事件絵巻」を見た。

NHK大阪制作の新番組、ドラマ。
少なくとも6回くらいは続くらしい。

夜10時から50分間放映された。


第1回は、全シリーズの導入らしく、今後活躍するであろう、
京都府警三条署の刑事・白石亜子(南野陽子)や美術研究者・浦沢右(財前直見)が登場。
最後にフェイクをつくる「K」も出る。

「幻の伊藤若冲」ということで、いま所在不明の「松樹番鶏図」のフェイクが中心。
フェイクの展示と殺人が絡んだストーリー。

ただ、時間が短いためであろう、謎が深化されておらず、かなり未消化のドラマ。
「松樹番鶏図」の贋作の作者が出てきてようやく緊張感が出てくるという「ていたらく」だった。

若冲などの説明がもう少しないと、知らない人にとっては、何なの、ということになる。
HPを立ち上げているために、ドラマ自体を作りこむという方向に力が入っていないのでは。
しっかりと展開するには2時間は必要と感じたが…。


HPのアドレス↓
http://www.nhk.or.jp/drama/fake/

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