大徳寺とストリップ
最近文庫化された『占領下日本(上)』を読んでいる。
ちくま文庫。
2009年に単行本化されたものの文庫化。
半藤一利、竹内修司、保坂正康、松本健一による、敗戦時と占領期に関する座談。
非常に細かく調べられて問題も掘り下げられているところと、
表面的な記述に終わっているところがあり、そのギャップがすごい。
政治史や政治裏面史の掘り下げはまずまずなのだが、文化史や社会史はちょっと…
文化史や社会史への「ちょっと…」をみると、政治史の方の掘り下げに対しても
ホントか、となるよね。
とはいえ、面白い記述も。
「保坂:昭和三十四年から三十八年にかけて京都で学生生活を過ごしていたのですけれど、
大徳寺っていうと、京都にいた学生の中には、不謹慎にも苦笑いをする者がいました。
大徳寺にストリップ劇場があって、「大徳寺に行った?」なんていうと、表向きは御茶屋か
何かという感じで話しているのですが、ストリップ劇場のことなんです。(笑)それも瞬間的に
脱いで、パッと電気が消えるのです。普通は、その値段は学食のAランチと同じぐらいで、
五百円くらいではなかったのかな。高いときは千円取るんですが、その時は脱ぐんだな
と思っていました。」
『京都青春街図』(1976)を借りて調べると「A級京都」というストリップ劇場。
いつごろまで営業していたかは不明。
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