吉田初三郎の京都
用事があって大阪に行った。京阪を使い「なにわ橋駅」で降りた。
西口から出ようと地下を歩いていると「アートエリアB1」というスペースに行き当った。
なんと「鉄道芸術祭vol.0」というのをやっていた。
見学者は零。
展示もやや寂しいが、無料であるからしかたあるまい。
ただ、吉田初三郎の鉄道沿線鳥瞰図が三つ拡大展示されていた。
これは面白い。
展示されていたのは、『京阪電車御案内』(1913)、『比叡山』(1926)、『京津電車御案内』(1915)。
ちなみに、『京阪電車御案内』(1913)が、吉田初三郎の鳥瞰図のデビュー作らしい。
やや不鮮明だが写真を撮った。(撮影は許可されている)
これは、『比叡山』(1926)からのもの。
出町柳付近が非常に面白い。「今出川」の橋はない。
植物園が、郊外にある。高野川沿いの「京絡園」というのにも興味がひかれる。
これも同じく、『比叡山』(1926)から。
茶山園とは何か。
残念ながら会場には複製などを販売してはいなかった。
ほしいのにな。
追記20101129
上のテキストは改訂した。
写真について重大な間違いがあったから。
今度は間違いないと思う。
ちなみにコメントで、茶山園について書いているが、1926年時点でもあったということになる。
これも訂正。
関連記事