釈迦如来像の謎
「フェイク 京都美術事件絵巻」の第3回の放送が昨日の晩あった。
今回は、ワインをいただきながら鑑賞。
ストーリー的には、しっかりしていると思う。
そう思ったのはアルコールのせいではない…はず。
ただ、「取り換えっ子」的な組み立てが、アドホックなのは仕方がないか。
もうひとつ、仏像内部の血に気付かないかなあ。
犯人は、ふき取るのでは。あとの犯行の再現的ところでも、その余裕はありそうに見える。
ふき取った跡がある、的にした方がリアルだったと思うけど。
今回は贋作はでてきていない、らしい。
(見落としたかもしれない。見落としならご指摘を)
とすると「フェイク」というのはどこなのだろうか。
平安期に起源するらしい釈迦如来像が、江戸期に模刻された、
というところが「フェイク」なのか。
また、今回は「K」の影が全く見えない感じがした。
ただ、殺人犯である黒岩家の「嫁」(?)や「取り換えっ子」されたその「娘」、
そして、これまた殺人を犯した「娘」の実の「母」が、かつてパリにいた、
そこに「K」とのつながりがあるのかもしれない。
いわゆる伏線かな。
要望としては、贋作は毎回だして欲しいものだ。
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