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2009年04月12日

幻魔大戦

文庫本版の『幻魔大戦』を読んだ。

平井和正+石ノ森章太郎による。

もちろん完結していない。その理由は良く知らないが。
あまりに物語が壮大いになりすぎて継続困難だったのだろうか。
物語が難しすぎて読者がついていけそうに無かったのだろうか。
連載誌『少年マガジン』側の何らかの問題とか。


何か書くと膨大になりそうな物語である。
ということで、ここでは、断片的感想。

*幻魔というのが、エントロピー増大則の人格化であるような気がするのだが。
*「ユリゲラー」以前の67年に連載だが、既に『超能力』の専門用語が頻出している。やや驚き。
*後のオカルト文化との連結が見えて面白い。「使命を受け」「呼ばれる」形式もみえる。


ところで、1967年というのはどういう年だったのか。

19670415:美濃部亮吉が都知事に当選。革新都政はじまる。
19670612:新潟水俣病訴訟始まる。
19670723:米・デトロイト市で、最大の黒人暴動が起きる。
19670803:公害対策基本法公布。
19671115:日米共同声明で小笠原・沖縄の返還が示される。



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Posted by 愚華 at 16:24│Comments(0)漫画
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