2010年04月03日
「本の大路小路」に躓く
京都新聞で4月1日から始まった松岡正剛による連載。
「本の大路小路」
楽しみにしていたが、3回目で早くも躓いた。
吉井勇を扱っている。
それは良い。
吉井勇が、1938年に京都に移住。
それも良い。
が、その短いコラム「本の大路小路」を読むと、
にぎやかに都踊りの幕下りしのちの寂しさ誰にかかたらむ
の歌が、あたかも移住後の作品のように書かれてある。
そのように読めるが、愚かにも読み違いか。
「酒ほがひ」がないので確かめられないが、1910年代の歌ではないか。
例の角屋の歌もそうではないか。
「にぎやかに…」の歌は、手元にあった、『草珊瑚』にも収録されている。
『草珊瑚』は1919年発行。
松岡正剛はこうした事実に対して厳しいと思っていたのだが。
「本の大路小路」
楽しみにしていたが、3回目で早くも躓いた。
吉井勇を扱っている。
それは良い。
吉井勇が、1938年に京都に移住。
それも良い。
が、その短いコラム「本の大路小路」を読むと、
にぎやかに都踊りの幕下りしのちの寂しさ誰にかかたらむ
の歌が、あたかも移住後の作品のように書かれてある。
そのように読めるが、愚かにも読み違いか。
「酒ほがひ」がないので確かめられないが、1910年代の歌ではないか。
例の角屋の歌もそうではないか。
「にぎやかに…」の歌は、手元にあった、『草珊瑚』にも収録されている。
『草珊瑚』は1919年発行。
松岡正剛はこうした事実に対して厳しいと思っていたのだが。
Posted by 愚華 at 19:33│Comments(0)
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